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施設基準及び加算に関する掲示
◎医療DX推進体制整備加算の施設基準
当院は以下の「医療DX推進体制整備加算の施設基準」を満たしています。
- オンライン請求を行っていること。
- オンライン資格確認を行う体制を有していること。
- 医師が、電子資格確認を利用して取得した診療情報を、診療を行う診察室、手術室又は処置室等において、閲覧又は活用できる体制を有していること。
- 電子処方箋を発行する体制を有していること。
- 電子カルテ情報共有サービスを活用できる体制を有していること。
- マイナンバーカードの健康保険証利用について、実績を一定程度有していること。
- 医療DX推進の体制に関する事項及び質の高い診療を実施するための十分な情報を取得し、及び活用して診療を行うことについて、当該保険医療機関の見やすい場所に掲示していること。
- (7)の掲示事項について、原則として、ウェブサイトに掲載していること。
◎歯科点数表の初診料の注1に規定する施設基準
当院は以下の「歯科点数表の初診料の注1に規定する施設基準(歯初診)」を満たしています。
- 口腔内で使用する歯科医療機器等について、患者ごとの交換や、専用の機器を用いた洗浄・滅菌処理を徹底する等十分な院内感染防止対策を講じていること。
- 感染症患者に対する歯科診療に対応する体制を確保していること。
- 歯科外来診療の院内感染防止対策に係る研修を4年に1回以上、定期的に受講している常勤の歯科医師が1名以上配置されていること。
- 当該保険医療機関の見やすい場所に、院内感染防止対策を実施している旨の院内掲示を行っていること。
- 年に1回、院内感染対策の実施状況等について、様式2の7により地方厚生(支)局長に報告していること。
◎歯科外来診療医療安全対策加算1に関する施設基準
当院は以下の「歯科外来診療医療安全対策加算1に関する施設基準」を満たしています。
- 歯科医療を担当する保険医療機関(歯科点数表の地域歯科診療支援病院歯科初診料にかかる施設基準に適合するものとして地方厚生局長等に届け出た保険医療機関を除く。)であること。
- 偶発症に対する緊急時の対応、医療事故対策等の医療安全対策に係る研修を修了した常勤の歯科医師が1名以上配置されていること。
- 歯科医師が複数名配置されていること又は歯科医師及び歯科衛生士がそれぞれ1名以上配置されていること。
- 医療安全管理者が配置されていること。ただし、病院である医科歯科併設の保険医療機関(歯科診療及び歯科診療以外の診療を併せて行う保険医療機関をいう。以下同じ。)にあっては、歯科の外来診療部門に医療安全管理者が配置されていること。
- 患者にとって安心で安全な歯科医療環境の提供を行うにつき次の十分な装置・器具等を有していること。また、自動体外式除細動器(AED)については保有していることがわかる院内掲示を行っていること。
(1) 自動体外式除細動器(AED)
(2) 経皮的動脈血酸素飽和度測定器(パルスオキシメーター)
(3) 酸素(人工呼吸・酸素吸入用のもの)
(4) 血圧計
(5) 救急蘇生セット - 診療における偶発症等緊急時に円滑な対応ができるよう、別の保険医療機関との事前の連携体制が確保されていること。ただし、医科歯科併設の保険医療機関にあっては、当該保険医療機関の医科診療科との連携体制が確保されている場合は、この限りではない。
- 以下のいずれかを満たしていること。
(1) 公益財団法人日本医療機能評価機構が行う、歯科ヒヤリ・ハット事例収集等事業に登録することにより、継続的に医療安全対策等に係る情報収集を行っていること。
(2) 歯科外来診療において発生した医療事故、インシデント等を報告・分析し、その改善を実施する体制を整備していること。 - 当該保険医療機関の見やすい場所に、緊急時における連携保険医療機関との連携方法やその対応等、歯科診療に係る医療安全管理対策を実施している旨の院内掲示を行っていること。
- 8の掲示事項について、原則としてウェブサイトに掲載していること。
◎歯科外来診療感染対策加算に関する施設基準1
当院は以下の「歯科外来診療感染対策加算」を満たしています。
- 歯科点数表の地域歯科診療支援病院歯科初診料に係る施設基準に適合するものとして地方厚生局長等に届け出た保険医療機関であること。
- 偶発症に対する緊急時の対応、医療事故対策等の医療安全対策に係る研修を修了した常勤の歯科医師が1名以上配置されていること。
- 歯科医師が複数名配置されていること、又は歯科医師が1名以上配置されており、かつ、歯科衛生士若しくは看護職員が1名以上配置されていること。
- 歯科の外来診療部門に医療安全管理者が配置されていること。
- 院内感染防止対策の体制が整備されていること。
◎歯科訪問診療料の注15に規定する基準
在宅などで療養している通院困難な方を対象に、訪問診療を行っています。
◎CAD/CAM冠及びCAD/CAMインレー
CAD/CAMと呼ばれるコンピュータ支援設計・製造ユニットを用いて、金属を使用しない冠やインレー(被せ物、詰め物)を作製して治療を行っています。
◎クラウン・ブリッジ維持管理料
装着した冠(被せ物)やブリッジを装着してから、2年間の維持管理を行っています。
◎酸素の購入単価
酸素の購入単価について届出を行っています。
GW休診のご案内
誠に勝手ながら、
5月3日(日)〜5月6日(水)まで、休診とさせていただきます。
5月7日(木)から、通常どおり診療いたします。
皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、何卒よろしくお願いいたします。
「痛くなる前に来てください」の誤解
こんにちは!
すみません。ブログの更新が恐ろしく久しぶりになってしまいました。今日はコレについて。
この間ふと思いました。
「痛くなる前に歯医者に行こうね!」
これについて。そう、これ。巷でおなじみのフレーズです。
これをいう人の真意ははっきりとわからないですが、多分人それぞれ真意は異なるのかもしれません。
そこでちょっと言われる側の立場に立って考えてみると、「痛くなる前って、つまりいつ?」
痛くなるから気づくのであって、前なんていわれても難しい。痛い!とまではいかなくて、ちょっとしみるな~という時に早めに行けばいいってことかな?そうすればたいした惨事に至らなくて済むと。ちょこっと治療すれば、歯はもとどおり!
このように思われる方が多いんじゃないかなと思います。確かにそういう意味で言われている場合もあるでしょう。しかし、むし歯の早期発見早期治療なんていうのは、すでに古い考えです。早期発見って、もうそれ、むし歯になってしまっているじゃないですか。ちょっととはいえ、削られてしまうじゃないですか。
「予防」に熱心な歯科医院において「痛くなる前に来てくださいね」の意味は、「痛くなるようなことがおきないように、定期的に歯のお掃除に来てくださいね」です。
もちろん重要なのは家庭での歯磨き&食べ方ですが、どうしたって歯科医院でしかとれない汚れがあります。その汚れが古くなればなるほど毒性が強くなってきて、むし歯や歯周病のリスクが高くなってきます。
それでつまり、具体的にいつ行けばいいのかということですが、「私には、自分のお口やその他もろもろのことまでよ~く知ってくれている歯科衛生士さんがいて、定期的にその人に会って、歯をつるっつるにしてもらってるよ」という方以外は、「いまでしょ!」ということで。古くてスミマセン。
余談ですが、料理研究家の栗原はるみさんの歯と歯茎がおきれいでテレビをみていて驚きました。おいくつかは知りませんが、あの年代で、あんなにきれいな笑顔の方をみたのは初めてかもしれません。相当お忙しい方だと思いますが、お若いころから丁寧にケアを継続されているのだということがわかります。日本人は、国を背負うような著名な方であってもお口は残念なかたばかり。なんとしても、なんとか、日本人の歯医者へのかかり方をかえていきたい。美容院で定期的に髪をきれいにするのと同じ感覚で、歯医者に歯を磨きに来てもらいたい。笑顔あふれる健康な老後をめざしてもらいたい。
まずは姫路市、田寺から。
新年のご挨拶
旧年中は大変お世話になりました。
本年度も皆様の健康を、お口を通してサポートさせていただきます。
よろしくお願い申し上げます。
冬季休暇のお知らせ
12/29(月)~1/4(日)は休診日となります。
よろしくお願いいたします。
予防とは?バイオフィルムの除去です!
むし歯の予防、歯周病の予防、最近は予防歯科を掲げる歯医者さんが多くなってきました。
定期的に歯医者さんに通っている方も最近は増えてきましたね。
でも、何のために通っていますか?むし歯の早期発見ですか?それとも歯石をとりに?
当院でもお口の状態が不安定な場合は1か月ごとに、お家でのメンテナンスが上手くできる方は3か月ごとに来院をお勧めしています。
定期的に通っていただいて、早いうちにむし歯をみつけよう!というのではありません。
古くなったバイオフィルムを破壊・除去するためです!!
バイオフィルムとは、口腔内細菌がネバネバの多糖体を作って歯の表面にくっついたものです。台所の三角コーナーのぬるぬると同じです。
表面がフィルムでしっかりカバーされているので強い殺菌薬を使ったとしても効果はなく、その守られた環境で細菌はますます活発に繁殖し、より強い毒素を持つ細菌層へと変化していきます。
バイオフィルムによって引き起こされる感染症の代表がむし歯と歯周病なのですが、バイオフィルムを除去するには、今のところ機械的な清掃しか方法がありません。
歯医者に行って「定期健診」を受けるのはとても良いことですが、「定期的に点検を受けているだけ」ではダメです。
予防のためには、あくまでバイオフィルムの破壊と除去が重要で、専門的なクリーニングをしない定期的な点検では意味がありません。
とくに、子供のころからの定期的なクリーニングは効果が大きいです。子供のころから定期クリーニングを受ける習慣のある人は、歳をとって入れ歯になることがほぼありません。
子供は、いつか独り立ちしていきますが、手元を離れても子供の健康を願わない親はいません。歳をとっても一生美味しく食事をし、健康に生きていてほしいですね。
「定期クリーニングをうける習慣」これは、いつまでもそばにいてあげられない親が子供にしてあげられるとても大きなプレゼントではないでしょうか?
歯磨き頑張ってるのに(>_<)
「むし歯になりたくない!」もしくは、「子どもにむし歯をつくりたくない!」と思っている方は、みなさん歯磨きをとっても頑張ってくださっています。そして、ドキドキしながら定期検診。「むし歯ありませんように!むし歯あるって言われませんように!!!」祈りすぎて心の声がめちゃくちゃ声に出てしまっている方も。そんな頑張っている方に、「むし歯あります」と伝えるのは、こちらもナカナカしんどいです。
歯磨き頑張ってるのに、どうしてむし歯ができてしまうの?(>_<) それは、ずばり、「食べる回数」です。一口食べると、その後数十分は歯が溶けてしまいます。ちょっと時間をおいて、またパク!そしてまた歯が溶けていきます。
むし歯にならないために、みなさんにお伝えしているのは、まず食べる回数を減らすこと!量ではなくて、回数です。次に、食べたらお水かお茶、できたらガムを噛むこと!3つ目は、寝る前の歯磨きは真剣に!
さらに、歯磨きで全ての汚れを落とすのはとても難しいことなので、3ヶ月に一回(バイオフィルムの毒性が強くなるのは約3ヶ月と言われています)歯科衛生士さんにすみずみまでクリーニングしてもらって、すっきり、リセット。
これを守ってもらえたら、むし歯はそうそう簡単にできるものではないと思います(^_^)
え?バイオフィルムって何?それは次回に。
無痛治療??
こんにちは
姫路市田寺の静かな住宅街に開院して間もない今道デンタルクリニックですが、高齢の方から乳歯が見えてきたばかりの子までいろいろな方にご来院いただいています。
ご来院いただいたら、まずはじっくりとお話をうかがうことから始まります。お話を聞いていると、歯の一本一本を見ているだけではわからない、様々なことがみえてきますね。
毎日ゆっくりと楽しく地域の皆様のご相談にのらせていただいています。
開院当初からすでに4~5回ほど通っていただいてる患者さまお二人から先日、嬉しい言葉をいただきました。
「先生、わたしね、歯医者に来て痛くなかったのは初めてです!!」と。
また別の患者さまは、「今まで何度もあきらめてきたんです。歯医者の予約の前日が嫌で嫌で辛かったんです。ここでなら、今度こそ頑張れると思います!!」と。
お二人とも、歯医者にかなり恐怖感を抱いていらっしゃるかたでした。歯医者の椅子に座るとどうしてもググッと力が入ってしまいます。なので、笑気麻酔(笑気吸入鎮静法)を使いながら治療を行っています。治療中、鼻から麻酔のガスを吸っていただくのですが、意識ははっきりとしたままで、難しいことや怖いことなどは考えられなくなるといった感じになります。(保険が適応されます。3割負担の方で、30分1000円程度です。)
歯科に恐怖感を持たれている方はめずらしくありません。結果的により大がかりな処置を必要とする状態になってしまっているので、悲しいことです。
さて、笑気で恐怖感を取り除いたところで、痛いものは痛いです。そこでやはり歯肉に注射の麻酔が必要なのですが、その注射のチクッ!を軽減するために、麻酔薬の温度や注入の角度、量、スピード、刺入位置、考えることは山ほどあります。チクッを乗り越えて麻酔がしっかりきいてしまえば、後の痛みはありません。そうやって何度か治療をするうちに、「今回は笑気なしでやってみようかな!」と、笑気を卒業される方もいらっしゃいます。
最近たまに無痛治療という言葉を聞くことがありますが、完全に無痛にすることはできないし、今のところそんな特別な方法もありません。ただ、患者さまのお話をじっくり聞き、不安を取り除いたり、一緒に考えたり、後は麻酔のちょっとしたテクニックで、結果的にはほぼ無痛ということになるのかな、と思います。